絶対少年 17話 「それは関与できない問題」

20050923_zettai.jpg須河原の乗る観覧車が止まったり、理恵子と成基が希紗の事で仲違いしてしまったり、成基が将棋の三段リーグ戦で負けてしまったり。

須河原は何で観覧車に乗ってたのかよく分からんけど、まぁ須河原だし…。街の映像が欲しかったとか、そんな感じかね。取材に対してナレーターっぽく答えるのは、元アナウンサー魂なのか。
理恵子、成基の関係が妙にギクシャクしてきた感じ。理恵子は、希紗の誕生日の事を成基と相談しようとしていたが、結局希紗の不登校について成基と対立してしまう事になる。理恵子の考え方は「優等生」的な考え方。上の立場から「救おう」としている。希紗には何もないと決めつけている辺りに、その辺が見て取れる。成基は学校という集団に馴染めずにいたからこそ、そんな理恵子の考えに対してキツく当たってしまう。さらに最後の場面で、理恵子が成基にリーグ戦会場まで謝りに来た時、成基はそんな理恵子に突き放した態度を取り、結局ギクシャクしたままに。

今回の話は色々深く考えて作られた話だと思うんだけど、上手く考えをまとめて文章化するのが難しいなぁ…。
一言で今回の話の重要な部分を切り出してみると、人と向き合う事の大切さ…かな?須河原と元恋人、理恵子と希紗、理恵子と成基、プチ家出の話。どれも人と向き合い、理解する事を怠った事で起こった事の用に思える。成基の「将棋」という要素は、人と向き合って行う物。だからこそ成基が一番人に対して向き合っている…と思うんだけど、引っかかる点が一つ。成基は、人と話す時にあんまり人の顔を向いてない。いつも横並びで話したりしている。だから、成基はきちんと他人と向き合っているのか?という疑問を投げかけられているように思える。そういえば、携帯電話という要素も人と向き合う事と関わってくるような気がするなぁ。
いやまぁ、この辺は自分の想像なので作品のテーマはもっと違う所かもしれない。

何やら難しい会話や関係が交錯してて、見ていて疲れてきたけど、この作品やっぱ面白いわ。


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