2004-03-08

2004/3/8 (月)

2chスピーカーで5.1ch再生――USBオーディオ「ひかり5.1号」を試す

2chスピーカーで仮想5.1ch音声を構築する「ひかり5.1号」という製品のレビュー。

製品としてはなかなか面白いと思う。記事を読む限りでは、仮想5.1ch環境としてはそれなりに機能している様子。ただこの製品、PCで使うことを前提にしているので、音声入力がUSBのみ。つまり、一般のデジタル出力を持つDVDプレイヤーからは使えないことになる。これは製品にデコーダが装備されておらず、再生ソフト側で音声のデコードを行わせるためかと。
まぁその辺の特許に縛られてない分値段が安くなってるようで(実売6800円程度の様子)。製品+WinDVDの値段と考えれば、こんなものかな。
ちなみに、公式ページを見ると「EAX対応」を謳ってるけど、これはソフトウェア側で処理される物のようなので、実際には考えない方がいいかも。

マッチ箱サイズのプロジェクターと組み合わせて使えば、携帯シアター環境が手に入るかも?

23:57

鼻歌からの検索も可能に?――音楽ビジネスを加速させるGracenoteの新技術

楽曲検索サービス「CDDB」を提供している米Gracenote社が、音楽の波形データを元に、楽曲の情報を検索できる技術「MusicID」を開発した、という記事。

これまたどこかで聞いたような…と考えてみると、米Predixis社のMusic Magic Mixerに思い当たった。
音楽の波形から類似する楽曲を検索する、と考えればどちらも同じ物ということになるかな。これからは、文字情報からの検索だけでなく、こういった音声の波形や画像のパターンといった、様々なアプローチからの検索が可能になっていくのかなぁ。後者は商売にはなりそうもない気がするけど。
ところで、鼻歌から楽曲を検索するのであればある程度の音程を取れる必要があるわけで、そうなると検索下手な人間=音痴というレッテルが貼られることになるのかなぁ、と考えてみたり。

23:34

セガ、リアルタイム処理可能な発話CG製作用の音声解析技術を開発

セガが、会話時の表情をCGやアニメーションで再現する際に利用可能な音声解析技術「Magical VEngine」(仮称)を開発した、という記事。

どこかで聞いたことあるような…と思って考えてみると、沖電気の「FaceCommunicator-BBE」に思い当たった。こちらは、会話時の表情を解析してCGで表現する技術。今回のセガの技術は、会話時の音声を解析して表情や口の動きをCGで表現する技術。同じような技術でも、解析のアプローチが違う。
双方を組み合わせることで、解析の精度は格段に向上すると思うけど、そういう提携をしたりはしないんだろうか。

22:43


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