バジリスク ~甲賀忍法帖~
テレビ埼玉 2005年4月12日(火) 25:00~
最近こういった時代劇物の作品に対して、「サムライチャンプルー」は途中までしか放送しなかったし、「サムライガン」はまるで面白くなかったし、「御伽草子」は今ひとつだし、といった事例があるだけにかなり不信感を抱いている(「PEACE MAKER 鐵」は良かったと思うけど)。
今回このバジリスクという作品を見た感じとしては、なかなか良さそうだなあ、と。甲賀と伊賀で忍者を10人ずつ出し合って殺し合いをするというの話のキモということで、戦いがメインとなる様子。それだけに、その戦闘シーンの出来が作品の良し悪しを決めると言っても過言ではない。しかし1回目の様子を見る限りでは、どうやらその心配はあまりしなくても良さそうに思える。なかなか迫力と躍動感のある戦闘で、見ていて楽しかった。
まぁ1回目はクオリティを高めてくるのは当然だけど、クオリティにはそれなりに定評のあるGONZOの製作だけに、酷いと思えるほど落ちることはないんじゃないかな、多分。まぁGONZOに対して心配するべきは、作画よりも脚本なわけで…。その点に関しては、ハッキリ言って物凄く心配。
まぁとりあえず、程々に期待しつつ視聴。
ところで、忍者が主人公の作品を見ると、昔光栄から出ていたRPGの「伊忍道」を思い出すなぁ。信長が実は比叡山で生きていて、主人公は伊賀の忍者になって信長を倒すという、数ある光栄歴史物作品の中でもちょっと(かなり?)異彩を放つ作品。仲間を捜したりカジノで遊んだり、割と楽しかった。(参考までにスクリーンショット:その1、その2)
ハチミツとクローバー
フジテレビ 2005年4月14日(木) 24:35~
何やらフジテレビが関わっているらしい深夜アニメ。フジの深夜と言えば、以前数多くのアニメを輩出してきたけど、それと同時に、打ち切り、2週連続放送、放送時間変更といった超不定期放送でも有名だった。4週連続総集編の「ウルフズレイン」、1話落とした「ガドガード」といった、製作側の体制によって引き起こされた問題も重なり、すっかり「フジの深夜アニメはろくな事がない」というイメージが固まってしまっている(詳しくは、アニ鳴館さんの「フジテレビ深夜アニメで続く迷走劇のデータ集」参照)。そのため、今では完全にフジの深夜からアニメは撤退し、その役目がテレビ朝日に移行している。
しかし、ここにきて今度はフジテレビの意向(らしい)でアニメ枠が新設され、その1回目となるこの「ハチミツとクローバー」。ちなみに原作は未読。どやら人気作品らしいけど…。
1話目を見た感じ、そこそこ面白そうな気配。まぁ内容的には大学生がドタバタやってるところに、女の子が入ってきて、主人公がその女の子に一目惚れした…という事ぐらいしか分からんけど、その楽しい感じは伝わってきた。
ただちょっと気になるのは、最初と最後に挿入されていた自転車云々の台詞。内容と全くリンクしてない気がするんだけど…?いや、今後意味が分かっていくのかもしれないけど、1話目の内容との結びつきが分からないので、2回流されても…と思ってしまう。
とりあえず、話の内容よりも今後フジテレビの放送枠が安定するかどうかの方が気がかりだけど、今度は以前の枠買い取り型アニメと違って、フジが関わっている様子だし、スポンサー付きっぽいので、さすがに以前のような不定期放送にはしないだろう(まぁ、「銀河鉄道物語」や「ハングリーハート」は不定期だったので油断はできないけど)。
ドラえもん
テレビ朝日 2005年4月15日(金) 19:00~
新アニメというわけでもないのだけど、絵と声が変わったので見てみた。うーん、さすがに物凄く違和感があるけど、結構頑張ってるなぁ…と。少なくとも、思っていたよりずっと良かった。ジャイアンの声の人が14歳とのことで、さすがにその経験不足が感じられてちょっと苦しい感じがしたけど、声自体は悪くないと思えるので、これは話数を重ねていけば何とかなりそう。声優は意外としっかり選んでるんだなぁ。
話自体は原作準拠なのね。以前同じ内容をアニメで見た記憶があるので、リメイクということなんだろうか。
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