カンマ付きのテンキーボードを求めて – NT-19UH2BK

凄く気になった製品が出てきたので、久々に真面目に記事を書く…。

サンワサプライ:NT-19UH2BK【プログラマブルテンキー】USB2.0ハブ2ポート付きで、スタンダード日本語キーボードの機能を割り付け可能なテンキー。
テンキー。専用ソフトでキーボードの機能を割り付けられる、USB2.0ハブ付き。| サンワサプライ株式会社:ニュースリリース
【PC Watch】 サンワサプライ、キー割付け機能付きのUSBテンキー

  • 専用ソフトでスタンダード日本語109キーボードの機能を割り付けることができます。
    ※4つの割り付け専用キー以外にも、Enterキー以外のすべてのキーに割り付けが可能です。
  • 割り付けた機能はテンキーのメモリーに記憶されているので、一度設定すればドライバの入っていないパソコンでも同じ機能が使えます。
  • キートップのカバーが外れるので、割り付けた文字のシールなどを貼ることができます。
    ※シールは同梱していません。
  • カードリーダーやUSBメモリの接続に便利なハイスピードUSB2.0ハブ2ポートを搭載しています。
    ※消費電流が100mA以下のバスパワーのUSB機器もしくはセルフパワーのUSB機器が接続可能です。
  • デスクトップキーボードと同じ19mmキーピッチを採用しています。
  • 普通のデスクトップキーボードのしっかりした深めのメンブレンキー方式です。
  • NumLock非連動の安心設計です。
  • Windows標準ドライバで動作可能です。

何か凄いテンキーボードが出てきたもんだ。何が凄いかって、エンターキー以外の全てのキーがカスタマイズできるという点。
これがあれば、自由なテンキーのカスタマイズどころか、複数購入してそれぞれに別々のキーを割り当てて、ソフト別に専用の補助入力デバイスを作成事も可能だ。
いやそんな事よりも、自分が今まで求めて病まなかった「カンマキー付きのテンキーボード」が作れる。

自分は、基本的にテンキーレスキーボード使いだけど、補助入力テンキーボードを置いて、たまに使っている。数値入力や簡単なデータ作成時に「,」キーを使うことが多いので、テンキーに存在してくれるととても入力しやすいと思っている。世にある多数のテンキーボードのほとんどは、「.」キーはあっても「,」キーは無い。PC98時代には標準的にあったはずなのに…。
一般的なテンキーは、一番下の段が「0」「00」「.」「Enter」で並んでいる。しかし、「00」キーなんて自分はほとんど使わない。というより、打鍵数と入力文字数が一致しないキーなんて使いにくくてしょうがない。会計をするような人間には便利なのかもしれないけれど…。
そんな自分にとって、この「00」を潰して「,」に置き換えられるどころか、全キーをカスタマイズできるテンキーボードは夢のようなデバイスだと思った。

さらにこのデバイスの良いところは、キー設定をデバイス側で保存する点。初期設定時以外にソフトが不要という点は、ただ余計なソフトを入れなくて済むという魅力だけでなく、会社で自由にソフトインストールが出来ない環境の場合、自宅でカスタマイズして会社に持っていくという使い方も可能なので、可用性は高いというメリットもある。

これだけの魅力を備えた上で、実売3000円という安価さも大変魅力。個人的には、最強のテンキーボードだと思う。むしろ、何故今までこういう製品が出てこなかったのか不思議でしょうがないくらい。

そんなわけで、速攻でAmazonで注文…したけれど、発送まで2週間ぐらいかかるとのこと。早くしてくれ…。

追記

ってみたけど、これはダメすぎる。

  • 管理者権限で動作させないとまともに動かないカスタマイズソフト。
  • 長押しに反応しない。
  • キーの入力漏れがかなり出る。

要は、割り当てモードでのキー入力がまるで使い物にならない。人柱覚悟だったけど、ここまで酷いとは…。
ちくしょー、テンキーの野望は夢に散ったか。


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