ローゼンメイデン 3話

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水銀燈が登場。あと、引き籠もりのジュンが苺大福を買いに行く。そんな話。

ステッキを使って雛苺にドアを開けさせようとしたり、トイレ知識で雛苺に先を越されて憮然とする真紅とか、雛苺を溺愛するのり姉ちゃんとか、雛苺の様子を見て、苺大福を買いに自分から外出するジュンとか、その苺大福でジュンに懐く雛苺とか、憎めないキャラクターが多くて何だか良いなぁ。こういうほんわかした感じは大好きだ。どうやら、かなり自分のツボに入ってしまった模様。
肝心の水銀燈は、登場してあっさり退却してしまったので、結局何がしたかったのかよく分からなかった。ただの顔見せ、ということなんだろうけど、もう少し色々あっても良かったのに。分かったのは、1話でジュンを襲った人形は水銀燈の仕業ということと、ローゼンメイデン同士は最初から戦う事を前提としていて、真紅が雛苺のローザミスティカを奪わずに、指輪だけを奪って(だっけ?)、力を出させないようにした上で一緒に行動させるのはイレギュラーな事、ということ。雛苺を手元に置く真紅の意図はよく分からないけど、何か理由があるのかね。それから気になったけど、水銀燈のミーディアムは何者なんだろうな。
あと今回、ジュンが外に出た理由が今ひとつピンと来ない。雛苺の求める苺大福を買うため…とは言うものの、今まで引き籠もっていたのが、それだけの理由で自分から外に出ようとすることが少々不自然に感じられた。慣れない同居人に対してどう接して良いのか分からず、しかも我儘な自分よりももっと我儘なものだから、何か特別な感情が働いたとか、そういうことなのかな。ただ、外に出るときに「(雛苺が)うるさいだけなんだからな」(うろ覚え)みたいな「言い訳」をしていたところを見ると、自分から外に出るきっかけを探していた、ということはありそうだけど。まぁその辺りに少し釈然としないものはありつつも、ジュンが自分を奮い立たせてでも外に出ようとするシーンは、ちょっと応援したくなったな。
しかし、あの雛苺の描いた絵、自分は何なんだか全然分からんかった(笑)。苺大福と言われれば、まぁ何となく見えない事もないけど…。そういえば、結局のり姉ちゃんは最後一体何を買ってきたんだろうな?

あと、ちょっと気になったけど、真紅が腕を伸ばして届かないぐらいの位置にあるはずのドアノブが、たまに真紅の頭ぐらいの高さになったりすることがあり、少々作画…というか、この場合は何だろう、絵全体を監督する人の責任…ということになるのかな?とにかく、そこが安定していなかったのが気になった。ドアノブの高さを視聴者に印象づけているだけに、その点が余計目立って気になってしまう。せめてそれぐらいは気を付けてほしいところ。

まぁ何だかんだ言っても、今期始まったアニメの中では、個人的にこの作品が一番面白いと思っている。事実、今週もかなり楽しみにしていたし、その期待を裏切らなかった。今後の展開も楽しみにしております。


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