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GONZO DOGA オープン

GONZO DOGA

YouTubeにGONZOチャンネルが登場!GDHが提携(8/1)
YouTube日本語版にGONZOチャンネル アニメ制作会社初 – ITmedia News

アニメ製作のGDHは、動画共有サイトYouTubeの親会社であるGoogleと日本語版YouTubeに公式チャンネル「GONZO DOGA」をオープンすることで合意した。
 「GONZO DOGA」は8月1日に既にオープンしており、GDHグループのアニメ制作会社ゴンゾの制作するアニメ作品のプロモーション映像や様々な動画コンテンツを配信する。

またGDHは、「GONZO DOGA」以外でYouTube日本版に投稿されるGDHグループのコンテンツを利用した違法動画の監視と削除依頼を行うとしている。その一方で、GONZO作品のユーザーからの適切な投稿を検討する計画を持っている。

というわけで、GONZOがYouTubeに公式のチャンネルを開設し、そこにプロモーション映像をはじめとする映像を配信するサービスを開始。以前から一般ユーザーによる映像コンテンツの違法アップロードによる影響を懸念していたGONZOだけど、逆にその宣伝効果も認めざるを得ない、といった所だろうか。
ただまぁ、プロモーションムービーだけでユーザーは集まらないし、ユーザー投稿を受け付けたところで公式サイトのフィルタを通してしまうとMADムービーのような別々の作品の著作物を組み合わせて作られた作品が公開される事は決して無いだろうし、作品に対する集客効果としては従来の形に比べて落ちてしまうであろう事は容易に想像できる。

しかし個人的には、こういったGONZOの活動は応援したい。個人利用の枠を超えて映像コンテンツが無断でアップロードされる現状に関しては、正直あんまり感心できないもので。自サイトに画像をぺたぺた貼ってるお前が言うなと思うけど。
こうした活動をCCCDの事例になぞらえてて語る人を見かけたけど、CCCDは全ての利用者にその利用を妨げるような低品質の製品を提供したのに対し、GONZOの活動は権利者自身が明確に権利を侵害していると判断した著作物利用を制限する、正当な権利の行使である点で異なる。少なくともGONZOの活動は「正当な」消費者に対して不便を強いる物ではない。

YouTubeに作品がアップロードされた方が売れるという論調をよく見かけるのだけど、残念ながら自分はそれを確信できる明確な数字を今に至るまで全く目にしたことがない。
「ユーチューブ」やファイル交換ソフト「ウィニー」などの影響でDVDの売り上げが不振となった』という記事が槍玉に挙げられ、GONZOが叩かれていたのは以前よく見かけたけど、その叩きの根拠となる物は結局見かけなかった。
それに対して「ハルヒ」はネットのおかげで売れたという意見も見かけるのだけど、こちらも生憎「YouTube等による違法アップロードが売り上げに貢献した」という明確な根拠を持ち合わせてない。
もしかしたら本当にYouTubeにアップロードされた方が売り上げが伸びるのかもしれないし、逆に落ちるのかもしれない。もしくは、作品の性質によって異なるだけで実際はその両方、どちらの意見も正しいのかもしれない。
今回のGONZOの活動が、その答えにヒントを与えてくれるのかどうかが気になるところ。

しかし、ただの一般ユーザーがこのGONZOの活動を無根拠に批判して映像をアップロードさせろだのとわめいたところで、それはタダ見したい人間が自分の利益(=タダで作品を見ること)を優先させるために屁理屈こねてるだけにしか見えない。自分の利益を最大限確保するために著作権の強化を主張する権利者と全く同じ穴の狢。
あと、「結果として売れること」と「著作権的に合法であること」は全く無関係な要素。「売れるから違法にファイルをアップロードする」のはただの議論のすり替えではないかと思う。

あとこれと関係して余談一つ。
「売れないのは魅力的な作品が作れないから」「良い作品を作れば売れる」という意見をかなりよく見かけるのだけど、個人的にアレはかなり気味が悪い。人間誰もが同じ面白さの基準を持っているわけでもないし、誰もが誰も同じ面白さを共有できるなんて妄想でしかない。
さっぱり売れなかった作品を買ったのは、「魅力」や「良さ」が分かってない人間?たくさん売れた作品を買ったのは「分かっている」人間?そんなアホな。

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