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英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION ~Anniversary Festival~

英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION

英雄伝説が2話構成のOVAでアニメ化され、その第1話の先行上映イベントが10月9日に調布で開催されたので、ちょっと行ってきた。イベントは第一部と第二部があり、自分が行ったのは第一部(13:00開演)。

イベントの構成は以下のような感じ。

  1. アニメ上映
  2. トークショウ
  3. jdk BANDライブ

アニメ上映

まず、肝心のアニメについて。
原作絵からかけ離れたキャラクターデザインのおかげで、ネットで散々批判されていたし、個人的にも正直なところあまり期待していなかった。少なくとも、原作の忠実さよりもキャラクターデザイン担当の作風を優先するという事は、アニメ制作側の都合優先で作られた、それなりの代物なんだろう、という意味で。あと、どう考えてもあの長いストーリーをOVA2話に落とし込むのは無理なので、適当なツギハギのダイジェスト程度の内容であろうと予測していたので。

でまぁ、実際にスクリーンで見たOVAは、非常に満足度の高いモノだった。何が良かったかと言うと、とにかくよく動く。特に戦闘シーンは、ターン制のコマンド選択バトルを「動き」で見せるとこうなるのか!と素直に感心した。今まで、TVや映画などのアニメをいくつも見てきたけど、戦闘の描写はその中でも文句なしにトップクラスの出来だったと思う。
その上、原作ゲームの再現性がやたらと高い。原作通りの敵が出たり、アーツを使うのはもちろんのこと、各キャラの攻撃や構えの特徴をよく捉えてる(あの小さいキャラチップから描き起こしてるっぽい)。トークショウで監督が触れていたけど、シェラザードのオリビエに対するヘヴンスキスの再現は可笑しかった(笑)。
あと、背景やオブジェクトなど、キャラクター以外の再現度がやたらと高く、ゲームをプレイした人なら「あー、これあの場所をこののアングルから見た描写だよなー」というのが手に取るように分かる。
とにかく、作り手がゲームをきちんとやり込んで、必要な要素をアニメに上手く落とし込んでいるな、というのが実感できる。これだけ上手く描写してくれれば、個人的には満足。また、アーツを使う際の戦術導力器をなぞる等、アニメならではの良いアレンジ描写が見られた点も良かったと思う。

ストーリーとしては、執行者のブルブランとヴァルターとの戦闘に絞って、そのエピソードをある程度原作に忠実に再現している、という感じの構成。なので、完全に初見さんお断りの原作ファン向け。2エピソードに絞ってあるので、ブツ切りのダイジェストではなく、各エピソードを丹念になぞってあるという感じ。なので、原作さえプレイしていれば見ていて違和感を感じるような点はなかったと思う。
ただし、今回は原作にはないヨシュアの登場がある。これはまぁ、ヨシュアが出てこないと作品的に盛り上がらないと思うので仕方ないのかなぁ、と思う。実際、結構盛り上がるしね。ストーリー的にもここで登場しても特に問題ないだろうし。

気になった点としては、用語の統一について。原作だと「導力器(オーブメント)」、「遊撃士(ブレイサー)」、「導力魔法(アーツ)」といった形で、設定上は日本語とカタカナの両方がある。ところが、アニメでは「オーブメント」「遊撃士」「アーツ」といった感じで、あまり用語の統一感がない。この点はちょっと気になった。
あと、メインキャラの中でもジンだけは台詞や出番が全く無くて、完全に空気になっていた点が残念だった。

そんなわけで、アニメ自体の出来は個人的に非常に満足感が高かった。それだけに、第一印象として与えるキャラクターデザインの出来がイマイチで、前評判が悪くなってしまった点は残念極まりない。

トークショウ

トークショウは、声優と監督が登場して、内容について色々触れいていた。ただ、よく覚えてないので割愛。ただ、監督が「学園を壊していいですか?」とファルコムに伺いを立てていたという話は印象的だった。そういう点をきちんと確認を取ってるのかー、と。

jdk BANDライブ

今回のライブの曲目は以下のような感じ。ちなみに、順番あまり覚えてなかったので他サイトを参考に…。

  1. 銀の意志 金の翼 (小寺可南子)
  2. MIGHTY OBSTACLE~The Wind of Zemeth (イカルス渡辺)
  3. Maybe it was fated (飛蘭)
  4. 星の在り処 (米倉千尋)
  5. ハルモニア (ちょうちょ)
  6. 碧い軌跡 (小寺可南子)
  7. RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN (イカルス渡辺)
  8. 銀の意志 金の翼 (コーラス)

「ハルモニア」は、今回のOVAのEDテーマということで新曲になるのかな?今回一番良かったのは、米倉千尋さんの「星の在り処」。今までにないボーカルだったので新鮮だったという点もあるのだけど、よく通る声で凄く情緒的に歌い上げていて、大変印象に残った。飛蘭さんの「Maybe it was fated」も格好良くて良かったなぁ。夜の部の方にあったらしい、美郷あきさんの「Cry for me, cry for you」も聞いてみたかったかも。
ちょっと気になったのは、イース6の「MIGHTY OBSTACLE~The Wind of Zemeth」と「RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN」があった点。「空の軌跡」のイベントなんだから、「空の軌跡」で統一すりゃいいのに…と。「碧の軌跡」はセーフだと思うけど。というか、男性ボーカルアレンジの曲を作ればいいのに…と思った。

まとめ

そんなわけで、当初はあまり期待していなかったイベントだけど、アニメの出来が想像以上に遙かに良かったのと、新しいボーカルの歌が聴けたので、結構満足度は高かったです。
少なくとも、OVAは購入してもいいかな、と思わせるぐらい。

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