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ドキュメントスキャナ DR-150 と ScanSnap S1300 比較

キヤノン:ドキュメントスキャナー DR-150 概要
ScanSnap S1300 Windows®/Mac OS ハイブリッドモデル製品情報 : 富士通

上記の小型のドキュメントスキャナ2製品、Canon imageFORMULA DR-150と、Fujitsu ScanSnap S1300を使ってみた感想。何故に2製品持ってるかと言うと、DR-150を購入した後に、ScanSnap S1300を購入しているから。先に言っておくと、別にDR-150の方が劣っているというわけではないです。ただ、自分の要件を満たさなかったので。

まぁ、細かい点については、以下の記事にほとんど書いてあるので自分が今さら書くことでも無いような気もするけど…。
誠 Biz.ID:ガチンコ対決!2009秋の陣:コンパクトドキュメントスキャナ、ScanSnapと“最強のライバル”を比べてみた(前編)
誠 Biz.ID:ガチンコ対決!2009秋の陣:コンパクトドキュメントスキャナ、ScanSnapと“最強のライバル”を比べてみた(中編)
誠 Biz.ID:ガチンコ対決!2009秋の陣:コンパクトドキュメントスキャナ、ScanSnapと“最強のライバル”を比べてみた(後編)

ドキュメントスキャナを購入した動機としては、書類や紙を電子化するスキャナが欲しかったから。複合機のフラットベッドスキャナは多ページに渡る書類には向かないので、専用のスキャナを別途購入する事に。

先に目を付けたのは、CanonのDR-150。メリットとしては、以下のような感じ。

  • 小型で取り回しが良い。
  • USBケーブル1本で使えるので、すぐに取り出して使える。
  • モードを切り替える事で、Windows限定ながらドライバ無しでも動かせる。
  • 傾き補正優秀。
  • OCR機能が、精度優秀で速度も早い。
  • TWAIN対応で、他のソフトから利用可能。(ドライバインストール要)

逆にデメリットとしては、以下のような点が挙げられる。

  • 自動原稿サイズ検出を行うと、外周が少し削れる。
  • 長尺(仕様上最大となる356mmを超える原稿)の読み取り不可。
  • 画質がイマイチ。とは言っても、普通に見る分には全く問題ないレベル。

…で、DR-150を使ってみたものの、上記のデメリットに挙げられた「長尺の読み取り不可」いう点がどうしても我慢できなかった。というのも、本の帯とかカバーとか電子化したかったので、長尺対応してないと困るから。長尺対応してないという事は、こういうものがスキャンできないという事。これは事前の調査不足だった自分が悪いんだけど…。
で、そんな事もあってFujitsuのScanSnap S1300を買い直してみた。

こちらのメリットとしては、

  • 小型で取り回しが良い。
  • 画質優秀。
  • 自動原稿サイズ検出の精度が高い。
  • 長尺スキャン可能。
  • 傾き補正優秀。

といったものがあり、逆にデメリットとしては、

  • 駆動にはUSB端子x2またはUSB端子+ACアダプタが必要。
  • OCRの精度が貧弱。精度低くて処理遅い。ハッキリ言って使う価値無し。
  • ACアダプタを使っても読み取り度がDR-150と大して変わらず、USBのみだとさらに遅い。
  • 読み取り後の原稿回転操作が出来ない。PDF出力して原稿向きの補正が必要な場合は別途何らかのソフトが必要。
  • TWAIN非対応で、専用ソフトが必要。

等が挙げられる。

ついでに、両方使って気になった点を挙げると、原稿向き検知はイマイチな点と、読み取りデータは方向転換以外に、ページ入れ替え、ページ削除機能ぐらいはつけて欲しかった点。

大きさや用途が似ている2製品だけど、上記のメリット、デメリットをざっと見ると、以下の傾向が見えてくる。
CanonのimageFORMULA DR-150はビジネス用途に特化している。ドライバ無しで使え、ドライバも汎用的なTWAINに対応するため様々な環境で使える。USB1本で動かせる利便性がある。OCR機能が強いので電子化したデータをそのまま活用しやすい。また、閉じた時に直方体に近い形になるため、鞄等に収納しやすいという点もポイント。ただし、画質や原稿のサイズ検出はやや甘い。
FujitsuのScanSnap S1300は、スキャンの品質を求める用途に向く。画質の綺麗さやサイズ検出の精度、長尺への対応等、とにかく保存の品質を上げることに特化している。ただし、結局電源の取り回しにUSBないしはACアダプタを使うことになるし、スキャンには専用ソフトも必要。あくまでも同社のScanSnap 1500の延長線上にあり、S1500を置く場所が無い人向けの製品とという感じ。これを持ち運べない事はないけれど、あまり向かないと思う。

これは一長一短でどちらが良いという物でも無いと思うので、用途に応じてどちらを購入するかを考えた方が良いと思う。ただ、据置き前提でS1300を購入するなら、少し無理して上位機種のS1500買った方が良いと、個人的には思った。

それから、DR-150のデメリットとして挙げた「自動サイズ検出すると、外周が少し削れる」について、比較画像を以下に示す。比較対象は、ScanSnap S1300とDR-150、それからCanonの複合機PIXUS MP800のスキャナの結果もついでに載せてみる。
ちなみに、スキャンした対象について気にしてはいけない。

Fujitsu ScanSnap S1300によるスキャン結果 Canon imageFORMURA DR-150によるスキャン結果 Canon PIXUS MP800によるスキャン結果

Canon製品のスキャン結果を見ると、削られてる方向が違うだけで、似たようなトリミング処理がされているように見える。Canon製品はどれを購入してもこういう結果になるのかもしれないなぁ…と漠然と予測。


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