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2桁の年表記はやめよう – 2020年問題を考える

日付を表記する際、年を下二桁のみで記述する場合がある。例えば2010年1月1日ならば、10/01/01などといった具合。

この表記は何だか中途半端で昔からあまり好かなかったのだけど、個人的な好き嫌いだけではなく、ハッキリと弊害があることに最近…というか2010年に入ってから気付いた。

例えば、2020年1月1日をこの表記で書いた場合、以下のようになる。

  • 20/01/01

これならまだいいのだけど、書類によっては以下のような表記がされている場合がある。

  • 200101

この場合、2001年1月1日と書いたつもりでも、読み手によっては2001年1月と受け取られかねない。さすがに19年も前の日付の書類と間違われるかどうかは分からないけれど、2020年12月12日ならば201212となり、2012年12月―およそ8年前であれば間違われる可能性は十分にある。
特に、ファイル名を「年月日 ファイル名.拡張子」等と命名しているパターンは多いと思われるが、電子データは「いつ作成されたか」が曖昧になりやすいため、データの取り違えが発生する可能性は十分に考えられる。
もちろん、ソフトウェアによる機械的な処理で問題が発生する可能性もある。

この問題の厄介なところは、ソフトウェアのバグではなくヒューマンエラーであるため、2020年以降は長期に渡って発生する可能性があるところ。
また、この問題は恐らく日本、韓国、ハンガリー、スエーデン、フィンランド、デンマークといった、標準的に年・月・日の順で日付が表記される地域でしか起こらない。

この問題に対処するには、今からでも年を4桁で明確に記しておくことではないかと思う。間にハイフンやスラッシュを挟むというパターンもあるけれど、年・月・日の順番が不明瞭という、また別の問題を孕んでいるため、あまり推奨しない。

ちなみに、日付表記の国際標準規格というものが、ISO 8601に定められている。それによると、年月日の正しい表記は以下の2パターンのいずれかとなる。

  • 20100101
  • 2010-01-01

特に下の表記(YYYY-MM-DD)は、Webの標準を策定するW3Cでも定められているため、個人的には好んで使っている。

関連

Gecky’s Miscellaneous Essays – Blog Edition: 2020年問題
検索したら見つけた、同じ問題について記述したページ。

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