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Canonって怖いな

痛いニュース(ノ∀`):「オフィスに椅子が無い」「早く歩かないと警報が鳴る」 恐怖のキヤノン工場
本当に「いす」がなかった,キヤノン電子のオフィス:ITpro

先日,キヤノン電子の酒巻久社長に,桜が満開となっていた同社の秩父工場(写真1)を案内していただいた。酒巻社長は『椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!』(祥伝社)の著者であり,職場から「いす」をなくすという大胆な改革を実行した人である。秩父工場内には,応接室など一部を除き,会議室にも,開発部門や管理部門のオフィスにもいすがない。もちろん,社長室にもないという。

この5メートルのゾーンの両端にはセンサーが設置してあり,3.6秒以内で通過しないと警報が鳴るのだ。

ということで、Canonの秩父工場を写真付きで紹介。
さんざん突っ込まれているけれど、何というか、企業として色々おかしいよね…と。収益改善効果が現れたのは多分、そこではないような気がする。

会社で働くようになってから分かったことがあるのだけど、こういう「~という結果が得られた」「~という効果があった」という言葉は、大抵がただの結果に対するこじつけ、またはハッタリで、その明確な相関関係や要因はあまり追求されないということ。つまり、そう言う事なのかなぁ、と。
この場合、馬鹿馬鹿しい施策をやってしまった社長が、社内からの不満を逸らすために実際に効果があったことにしたいがためのアピール、という印象を受けてしまう。

特に、早く歩かないと警報が鳴る仕掛けなんて「人道的」という言葉からは程遠い代物で、寒気すら覚える。少なくとも、この記事を見て「社員の事を考える会社」などと考える人はまずいないだろうに。

この記事によってCanon側にもたらされる短期的な利益よりも、優秀な人材が寄りつかなくことによる長期的なダメージの方が深刻なのではないか。特に現在は、ネットで容易に情報を検索可能で、過去の記事まで簡単に参照できる。こういった記事を見た人間が、Canonで働きたくなるかと考えると…。この施策は、そういった長期的な視点が欠けているのではないかな、と。

まぁ、これは恐らく比較的移動が多い部門なのだろうと思うけれど、写真のように自分が立ったまま仕事するなんて想像できないなぁ。立ったままWordで資料を作ったり、プログラミングやったりなんてできませんって。

あと、以下の点。

資料や書類を探す無駄な時間を削減するために,部門やグループで共通に使用する資料は,個人で保管するのではなく,すべて共用の棚に保管しているのだという。

工場なら紙の資料を使う機会が多いだろうから別にいいとは思うのだけど、きちんと電子化プロジェクト立ち上げてシステム構築して、検索できるようにしてあげてください…。

あと、痛いニュースで紹介されていた、ホンダの工場。

ホンダ開発、簡単に装着できる「外骨格」:画像と動画で紹介 | WIRED VISION

人間の動きをサポートして負担を減らす機器を開発。効果の程は良く分からないけれど、こういった労働者に対する環境改善を行う努力をしている姿勢は評価したい。

個人的には、レジ打ちみたいなじっと立ったまま行う仕事は座ってくれればいいのに、と思う。工場みたいな一カ所に止まらない仕事ならさておき、レジ打ちとか長い事立ったままする仕事なんて椅子に座ってやればいいじゃないかと。アレは何かの習慣なんだろうか。

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