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ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序

いやー、我慢できずに見に行ってしまった。ごめんなさい。
月曜日が会社休みだったし、外出先などの都合が良かったので真っ昼間に行ってきた。

「エヴァンゲリオン」が放送してた頃、自分は中学生だった。思春期真っ直中で、あれだけ話題になった作品だけに当然のごとく見ていた。かなり楽しんで見ていたけど、あの最終回に閉口したクチです。ちなみに、旧劇場版は見ていない。
そういえば、当時兄はパソコン通信を使ってエヴァンゲリオンのネタを仕入れてたっけなぁ。当時は珍しかった。

映画自体の内容は総集編仕立てで、TV版とほぼ同じ内容。しかし、作画は大分修正されていた様子。記憶が大分曖昧なのであんまり細かいところまで覚えてないけど。

序盤は正に総集編。ほぼTVシリーズのダイジェストだけど、要所要所が端折られていているのであんまり面白くない。シンジとトウジ・ケンスケの関係描写がかなり削られているため、どうにも淡泊な印象を受けたのが何だかなぁ…と(決して少なくはないのだけど)。
一方、シンジのウジウジと思い悩む描写は増えているように思う。良く言えば、シンジの内面がかなり分かりやすくなり、感情移入しやすくなったとも言える。また、キャラクターの台詞と行動、描写の関係性が分かりやすくなったので、断片的な伏線を散りばめているという印象は以前より薄くなっているように思える。多分。

後半は凄い。ラミエル強い。超強い。8面体のラミエルがグニョグニョ動くのはビックリしたけど、あの圧倒的な火力対火力の対決が、凄まじい迫力で描かれている点は、さすがに感動した。この辺の、表現の強化はTVシリーズと映画の差という点を差し引いても、CG技術の向上の賜物なんだろうな、と思う。更に言うと、このヤシマ作戦に関してはTV版よりも長い時間が割り当てられている。恐らく、このヤシマ作戦の辺りはほぼ全面描き直しかな?
今回の劇場版はこのヤシマ作戦で終わってしまうけど、映画のクライマックスとしては十分に満足のいく出来だった。この時間や作画といったリソース配分に関しては、なかなか上手く機能していると感じる。

そんなわけで、総集編という事で期待してはいなかったけど、なかなかに楽しめた作品だった。ただし、やはり内容はダイジェストなので、作品自体を知らない人に勧めようとはあんまり思わないなぁ。
ただTV版を知っていると、「おっ」と思わせるシーンもチラホラ。個人的に印象深かったのは、シンジがエヴァ初号機で出撃して地上に出た瞬間、ラミエルに攻撃されるシーン。TV版は確か普通に出撃してきたピット(何て言うんだっけ?)から収容されていたけど、今回はリフトを含めた設備がラミエルの攻撃で全て融解してエヴァを回収できず、シンジが攻撃を受け続ける。ここでは、その周辺区画をパージして無理矢理エヴァを地下に押し込める展開(細かい話は忘れたけど、確かそんな感じ)になるのだけど、この前の場面で地下から迫り上がったり地下に押し込まれるビル群の描写があるため、この展開が凄く自然に受け入れられて、意外性のある伏線への驚きやミサトの機転の良さが非常に良く表現されている秀逸な場面だな、と思えた。

今回は作画の強化や描写の追加こそあれ、ほぼTV版をなぞった内容だった。しかし、スタッフロールの後に入った次回予告を見る限り、次回はかなりオリジナル展開が用意されている様子。今回それなりに楽しめた身としては、結構楽しみにしている。

余談だけど、シンジがミサトとコンビニへ買い物に行くシーンで、コンビニのBGMで流れていた曲はTV版通り、アルバム「Lilia ~From Ys~」に収録されている、三石琴乃さんの「You are the only one」だった。
You are the only one きっとー あーなただーけー♪
…でも、ファルコムの曲ってほとんど自社管理されていなかったっけ?などと思って、JASRACの作品データベース検索サービスで調べてみた。そしたら、この曲に関してはJASRAC信託だった…。まぁ、この曲は別にファルコムミュージックのボーカルアレンジというわけではないからねぇ。
ちなみに、ファルコム好きの自分は当然このアルバムを持っているので改めて聞いてみたけど、三石さんの歌唱力が何だか…いや、何でもないです。

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