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コードギアス 反逆のルルーシュ

もう1ヶ月半経ってるや…まぁいいや。

20061114_geass.jpg開始前に一番期待していた作品だけど、内容はその期待を全く裏切らない物。やはり谷口監督の作品は自分の性にガッチリ合うらしい。

「デスノート」みたいな、力を持つ事で自らの理念を実現させるために策謀を巡らせる悪役的キャラクターが主人公な作品…かと思ってたんだけど、ギャグありロボありドタバタありの、面白作品に仕上がっている。
作中の台詞は特徴的な物が多く、それをギャグにしたり決め台詞にしたりしてしまう辺りが凄い。「谷口節」と呼ぶのかどうかは知らないけど、この面白い台詞回しは作品の楽しみの一つになっている。「全力をあげて奴らを見逃すんだ!」の辺りはもう大爆笑(笑)。それから、ルルーシュが放ったハッタリの「オレンジ」がこんなに尾を引くとは思わなかった。ルルーシュが内輪もめを誘発するための言葉だったのだろうけど、まさかあだ名がオレンジになる展開まで発展するとは(笑)。あとは、5話でルルーシュがC.C.を見せないようカレンの顔をガッチリ掴んだシーンの「何だろう」などは、その時のノリも相まってとても面白かった。

この作品を見て思うのだけど、キャラクター原案にCLAMPを起用したり、「デスノート」みたいな主人公だったり、格好いい男二人がメインだったり、女キャラの水着があったり、ロボが出てきたり、1話に話を凝縮させて毎回楽しめる見せ場を提供したり、話題の声優を起用したり、とにかく「売れそうな要素」を色々詰め込んでいる様子が窺える。製作側からそういった指示があった事は想像に難くないけど、そういった売れ線を押さえた上で、さらに独自の味付けも加えて、視聴者が面白く感じられる作りをしている点は見事だと思う。
今までの傾向を見ると、この監督は作品に対して独りよがりにならず、視聴者がいかに楽しめるかをよく考えて作っているな、と感じる。自分だけの世界だけで完結させず、受ける要素を羅列しただけで思考を止めず、それらを用意した上でどうすれば面白く見せられるか、という事をよく考えて作っている感じ。作家であり、エンタテイナーである、という印象。

そんなわけで、この作品は今期の中では最も楽しみにしている作品となっている。ネット上を見ても、評判は上々のようで。
恐らくこの作品は、MBSによる「エウレカ7」のリベンジ的位置付けだと思うのだけど、この調子なら多分「エウレカ」以上の人気が出るのは確実じゃないかと。

ところでこれが始まった頃、一部で反米思想だの何だのと色々騒がれていた様子だけど…、1話なんだからもっと気楽に見りゃいいのに、と思った。今だから書くのではなく、1話見たときからそう思ってた。
作り手が作品にどんな思想を込めるかは自由だし(もっとも、アニメぐらい色んな方面に影響を及ぼす作品だと全く自由というわけにもいかないだろうけど)、プロデューサーや1話における世界設定等の表面だけをあげつらってあーだこーだ言うのは、正直見ていてあまり心地良いものではないなぁ、と。1話見ただけで、作り手の思想を深く読み取る事が出来るぐらい素晴らしい理解力の持ち主ならともかく。

追記

談だけど、OPはあまりにも「エウレカ7」っぽすぎると思います。
谷口作品なら酒井ミキオさんとかが良かったなー。


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