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XANADU NEXT クリア

20051107_xanadu_1.jpg風邪から直って真っ先にやったことが、この「XANADU NEXT」のクリア。あと少しだったから、どうにも気になって…。

まぁクリアした感じでは、ファルコムらしい普通のアクションRPGっぽいゲームだったな、と。初代XANADUをプレイしていない人間だからかもしれないけど、特にこれといって特筆するようなゲームではなかったかなぁ、という印象を受けた。いや、もちろんゲームとしては結構面白い。ただ、その面白さに特徴的な、光る物があまり感じられなかった。

このゲームの育成要素といえば、レベル及びボーナスポイントの配分、ガーディアンの育成、武器の熟練度及び技能、といった物が挙げられるけど、結局はどれもモンスターをひたすら倒して(草刈りすることもあるけど(笑))向上させるという物で、どれもその育成過程に代わり映えが無くて少々物足りない、というのが正直なところ。もう少し、各要素に明確な差を付けてほしかった。
また、そのモンスターを倒すにしても、モンスターモデルの使い回しが多くて、戦闘に代わり映えがしないし、どの武器を使おうと攻撃パターンが全く同じだから、戦闘がどうしてもワンパターンに陥りやすい。技能・魔法という要素はあるけど、スキルのスロットが4つしか無い上に切り替えも面倒くさいから、イマイチ変化が付けにくい。
マップに関しても、グラフィック的な違いはあるけど、やってる事にイマイチ代わり映えがしないなぁ…と。倉庫番的なパズルは何度も登場するけど、パズル的要素はそれしか登場しない。いや、さすがにもう少し色々考えててほしかった…。あるいは、もう少し頭を捻るような問題を。
まぁ要するに、ゲーム全体を通してあまり代わり映えがしない、という感じ。

あと、鍵って結局ゲームの中であまり意味を成してないね。聞くところによると、初代ではレベルアップと共に鍵の価格が向上し、あまりレベルを上げないうちに鍵をたくさん購入するとか、そういう要素があったそうだけど、今回はただ単に鍵を購入した数分だけ値段が上がるシステムで、その価格は骨を売る事で簡単に下げる事ができるから、鍵購入→価格が30Gを越えた時点で骨一つ売る、の繰り返しでずっと低価格で鍵を購入できるし、鍵自体も骨から直接作れたり草刈りして出てきたりするから、何の有り難みもない。ゲームの中では、かなり空気みたいな存在。これなら別に、レベルと同期した価格設定にした方が、プレイのやり方にもメリハリができて良かったんじゃなかろうか。

あと良くなかった点を挙げれば、メニュー画面のインターフェースがやや分かりにくい事。いやまぁ、慣れれば大体分かるんだけど、メニュー画面の構成はちょっと使いにくいかなぁ…と。
それから、最強装備をした時の主人公のグラフィック、あんまり格好良くない(笑)。
あとは、技術的な問題だと思うけど、キャラクターのモデリングがやっぱりちょっと甘い。普通にプレイしている分にはあまり気にならないけど、キャラクターのアップとかになると、さすがに苦しい。これなら別に、下手にストーリーを作らずにひたすらゲーム性に特化して、キャラクターを見せるような演出を作らない方が良かったんじゃないかなぁ、と。

とまぁ、良くなかった点はあれこれあったけど、逆に良かった点。
アクションの出来は良かった。まぁアクション系ゲームでアクションの出来が悪かったら目も当てられないのだけど、この作品に関してはアクションの出来がいいから、普通に遊んでいる分には、やっぱり結構楽しめる。マウスやキーボードでサクサク的を薙ぎ払っていく感じが面白い。
あと、操作性も良い。やはりマウスに特化している分、あれこれ配慮されていると感じる。最初から最後まで、操作にストレスを感じることなく遊ぶ事ができた。以前ファルコムが出した「Zwei!!」。あれもマウスによる操作が主体だったけど、妙にストレスの溜まる点が多く(非常に押しやすい所に、手持ちのアイテムを家に全部預けるコマンドが置いてあるのは嫌がらせかと思ったが。まぁアレは何となく、クリスマスシーズンに無理矢理間に合わせた、作りかけの臭いがしたけど)それに比べればずっと操作しやすい。比較対象があまり適切では無い気もするけど、同社の同系統のゲームということで。
この2点に関しては、ゲームにとって基本的かつ非常に重要な点。そこら辺はしっかり押さえられているなぁ…と。
あと、ラストダンジョンが非常にラストダンジョンっぽかったのが、個人的に好感触(笑)。何かこう、複雑奇怪でややこしい作りになっている感じが、あぁラストに近付いているなぁ、って感じがして。でも、立体化するとオートマップがまるで役立たなくなるのは勘弁(笑)。あと欲を言えば、途中途中で中ボスを挟んでほしかった。あぁそれから、ラスボスも、とてもラスボスっぽくて良かった。でも、レベルが最大まで上がってたので、やたらあっさり倒せてしまったのはちょっと。
あとは、ストーリーが意外と悪くなかった。まぁ、いつものファルコムっぽいストーリーなんだけど、イース3とかイース6よりも、こっちの方が話として面白かったかな。もちろん、石版や手記で補完した上での話ね。でも、せっかくのストーリーも、ポリゴンなキャラクターの外見で、結構台無しになってる感は否めない。イースや英雄伝説の、キャラクターのみ2Dで作る方針は正しいよ。

「XANADU NEXT」をプレイして、全体を通して思ったのは大体そんな感じで。
自分がファルコム好きだから、というのもあるのかもしれないけど、ゲームとしては結構楽しめた。ただ、作り込みに少々物足りない点がいくつかある。というのが、大雑把な感想かな。
個人的な感想を言わせて貰えば、これはもう少し「ブランディッシュ」っぽく作った上で、「ブランディッシュ5」として売り出せば良かったんじゃないかな、と思う。例えば、二刀流とか二盾流(笑)といった、色んな戦闘スタイルが作れたかもしれない。倉庫番だけでなく、色んなパズル要素を作る事ができたかもしれない。結果として、プレイに幅が広がったんじゃないかなぁ、と。
ただ残念な事に、これを「XANADU NEXT」として売り出してしまったとなると、今後「ブランディッシュ」の新作が市場に出てくる事はないかも知れない、と思ってる。何故なら、ゲームを3D化してしまう事で、その2作品を明確に分けるだけの差が作り出せるとは思えないから。この「XANADU NEXT」だって、「イース」や「ぐるみん」とのゲームとしての差を作り出すのにあれこれ苦心しているように見える。まぁ、今後どうなるか分からないけどね。

何やら長くなってしまったけど、ファルコムはこれからも応援してます。

クリアレコード:すいません、ヘタレプレイヤーなんです(笑)。

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