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Splinter Cell

少し前に、「そういやこの前PC買った際に、Leadtekのビデオカードに付属してきたゲーム、まだやってないなぁ」という事を思い出し、遊んでみる事にした。
ゲームの名前は、「Splinter Cell: Pandora Tomorrow」…の英語版(こればっかりはビデオカード付属だからしょうがない)。これを遊ぶまで全然知らなかったけど、コンシューマーにも移植されている結構有名な作品だそうで。これは、「Splinter Cell」シリーズの2作目。現在3作目が発売中らしい。ゲーム内容としては、主人公のエージェントを操って、敵に見つからないようミッションを遂行していく、いわゆるスニークアクション、ステルスアクションというジャンルのゲーム。日本だと、「メタルギアソリッド」系と言うと、通りがいいのかな(実際よく比較されるらしいし、「MGS」の何作目だかには冗談で「Splinter Cell」のネタが入るらしいけど)。
ゲーム自体はかなり良くできていて、基本的にはスイッチで電気を消したり、銃で光源を破壊したりして、影を作りながら敵に見つからないようにして進んでいく。あるいは、敵を後ろから羽交い締めにして情報を聞き出したり、特定の装置を操作させ、その後気絶させて、その体を見つからないように物陰に隠すといった事も。アクションも、壁に張り付いたり、太い管を伝って天井を這ったりと、多彩で面白い。ミッション自体も、それらを上手く活かす事ができるよう作られているので、なかなか楽しめる。遊んでてストレスも特に溜まらず、全体的にかなり楽しめた。あと、感熱ビジョンや暗視スコープといった物が、ゲーム要素として上手く溶け込んでいて、よくできていると感心したなぁ。個人的には、電車を這っていくミッションが一番楽しかったなぁ。

このゲームはあれだ、「Thief」シリーズに似ている。特に「影」を作って、そこに潜んだり死体を隠したりする行為なんかまるでそっくりだ。恐らく、製作者も「Thief」をかなり意識して作っているんだろうな。もっとも、アクション等はこちらの方がずっと洗練されていると思うけど。
ただこのゲーム、「Thief」に比べて少し魅力に欠ける点が一つ。それは、「あまりに作られすぎている」事。このゲーム、ある状態に対して、意図的な解決策が提示されていることがあまりにも多い。例えば、人に見つからないよう移動するために、天井に「いかにもぶら下がってほしそうな」パイプがあったりとか。要するに、ゲームの手順が一本道で製作者の意図通りに「遊ばされている」感覚が強い。
これはゲームの方向性だから、そこが悪いというわけでもない。ただ、「Thief」はミッションだけ提示されていて、それをクリアする手順や方法などはかなりプレイヤーの裁量に任されている。もちろん、それなりに製作者の意図は入ってくるけど、それを利用するのも自由、利用しなくても何とかなるようにできていた。
自分としては、こういったゲームに関してはそのスタイルの方が魅力的に感じられる。その方が、「潜入している」という感覚が強くなるから。まぁ、そこはゲームデザインの問題だからとやかく言う事でもないだろうけど、「Thief」と似ていたから、比較として挙げてみた。

ただ、「Thief」シリーズの方はかなり混迷している感じで、今後新作が出るのかどうかも知らない。「Splinter Cell」のシステムで、もう少し「Thief」寄りなゲームが作られないものかなぁ。

関連

PCゲームレビュー「Tom Clancy’s Splinter Cell: Pandora Tomorrow」

追記

度タイミングの良い事に、現在開催中のE3で出展された「MGS4」のムービーが、「Splinter Cell」をネタにした物だった様子。スコープを付けた「Splinter Cell」主人公のサム(に扮したスネーク)が出てくる。結構笑ってしまった(笑)。もう一人の美形キャラのネタは分からんなー。

参考

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