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Half Life 2

「Half Life 2」(以下HL2)をプレイ中。

いやね、これは凄いの一言。以前「DOOM3」を遊んだ際は、結構期待外れだったのだけど、今回のこのHL2は素直に凄いと思った。

HL2の売りの一つに物理エンジンがある。要するに、物体の動きが物理法則通り動くようプログラムされている。これがまぁ、凄いの何の。ゲーム中に動かせる物体は、まったく実物のように動いてくれる。動かせる物体とは、ドラム缶とかロッカーとか椅子とか机とか壊れた扉とか石とか箱とか箱を壊したときに出る木くずとか…それこそ何でも動かせる。壁や床はもちろん、床のテクスチャに張られた物等は動かせないけど、あまりに色んな物が動くので、動かせる物体と動かせない物体の区別がつきにくい(笑)。

そしてゲーム中は、この物理エンジンによる演出・趣向が多数存在する。その最たる例が、ゲーム中に登場するグラビティ・ガン(零点エネルギー銃)なる武器。これは、物体を持ち上げてそれを弾丸にして撃ち込んだり、持ち上げられないほど重い物体(車とか。動かせる物体には重量が設定されている)を吹き飛ばしたり、このゲーム一番の目玉と言える物(ちなみに、軽い物持ち上げるだけなら素手でもできる)。これが面白くて、持ち上げられる物は何でも弾にできる。ただ、空き缶とか箱とか、軽い物をぶつけても大したダメージにはならないし、逆に壊れてしまう場合もある。しかし、重い物をぶつければ当然ダメージは大きい。しかし重い物は得てして大きいので、持ち運びには苦労する(笑)。当然物体の大きさも関係あるから、例えば壊れたドアを持ち上げて、ドアのあった部分を通過しようと思えば、持ち上げ方や向きを工夫しないといけない。またそれ以外にも、ぶつけると爆発するドラム缶とか、燃え上がるオイルボトル(?)とか、スパスパ切れる歯車?とか、ダメージ以外の効果が期待できる物もあったりする。
また、大きめの物を持ち上げてそれを楯にして突っ込んで、敵の目前でそれを撃ち込む、という事もできる。ただ、視界は悪いし、持ち上げた物が小さかったり隙間だらけだったりすれば、敵の弾に当たってしまうし、素材が木だと敵の弾が貫通してしまったりする。
あと、敵の投げつけてきた手榴弾を空中でキャッチ、それを投げ返すなどという芸当も可能。小さめの敵を吸い付けて別の敵にぶつけたり壁に叩きつけたりといった使い方もできる。
物理エンジンの演出はそれ以外にも、シーソーの片側に重い物を乗せて、もう片側から高いところに飛び移るとか、空気の入ったボンベを使って物体を浮かび上がらせるとか、そういったパズル的な仕掛けにも多数用いられていて、謎解きというゲーム性にも大きく貢献している。

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とにかくこのゲームは、物体の存在そのもの以外に、形、大きさ、重量といった物全てがゲームの要素として組み込まれていて、意味を持っている。以前からそういった情報は知っていたし、ムービーもさんざん見たので大体の事は知っていたけど、実際にプレイしてみてその凄さを実感した。究極の3Dゲームとも思えた。そりゃ世界中で騒がれるわけだよ。
この感動はアレだ。ほら、アイテム全てに意味を持たせ、投げたり仕掛けに用いたりといった事ができることで、ゲーム性を持たせた「ダンジョンマスター」を見たとき、非常に感動したでしょう?アレに似てる(誰が分かるんだ、その例えは)。

またそれだけでなく、それらを最大限ゲームとしての面白さに繋げている、そのゲームデザインにも大いに感心させられる。凄くリアルな世界の中で、非常にゲーム的な仕掛けが満載だったりする。先程のシーソーの例もそうだけど、クレーンを使って物を動かしたり敵を倒したりといった仕掛けもある。
あと、細かいかもしれなけど、このゲームの一つの売りでもある人間の表情を作り出すシステム。これが地味ながらも結構良くできていて、他の3Dゲームに比べてキャラクターが生き生きしているように感じられる。

いやもう、3Dゲームなんてグラフィックが綺麗になるぐらいで進化する事なんてもうあまり無いだろうと思ってたけど、こういった物理エンジン等の、ゲームとしての面白さを作り出すシステムの進化なら自分としては大歓迎だなぁ。

あとサービスに関していくつか。
このゲーム、日本語字幕を標準でやってくれるのは有り難い。ちなみに購入パッケージはいくつかあるけど、何を購入しても日本語サービスは受けられるのでご安心を。パッケージの詳細は以下を参照の事。
HL.FPSJP.ORG – B-Wiki – hl_package
自分は、HALF-LIFE2 SILVERという、ダウンロード販売のパッケージを購入。理由は、遊べるゲームの数に対して値段が安いから。外箱とかいらないし。ただし、ダウンロードには相当時間がかかる事を覚悟しておいた方が良い。一晩PCを回線に繋げて放置しても怒られない人向け。
ちなみにゲームを遊ぶためには必ずネットを通じて認証が行われるので、コピーや貸与品だと一切プレイできない。体験版はあるけど、Valve社の運営するSteamというサービス登録しないとダウンロードできない。

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