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巌窟王 13話 「エデ」

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最近感想が1週間遅れになりつつあるな…。

ヴィルフォールが伯爵を捕らえようとするも、伯爵の策にはまってしまい失敗。逆に、普段からヴィルフォールを快く思わない民衆から冷笑を浴びせられる結果に。その上、ヴィルフォールがモンテ・クリスト伯に冤罪を企てていることを(恐らく伯爵によって)知った保安総局によって、首席判事の地位を剥奪される。これに怒り狂ったヴィルフォールは、伯爵の家を訪ね、伯爵を暗殺しようとする。しかし、伯爵に銃口が向けられた瞬間、そこに居合わせていたアルベールがヴィルフォールを取り押さえようとして…という話とか、その他色々。

ヴィルフォールに問いつめられた際、伯爵は指輪が自分の物であるということを否定しなかった。その上で伯爵は、エロイーズをネタにして逆にヴィルフォールを脅す。この一連の流れを目の前にして、未だにアルベールは未だに伯爵を疑わず、指輪に針を仕込んだのは伯爵ではない信じ込んでいるのか。というかアルベールの場合、まず伯爵を信じる事ありきで、疑う事など思いもよらない…といったところかな。このシーンでの、芝居がかった身振りで話しかける伯爵の動きは、白々しさが滲み出ていて面白いなぁ(笑)。

今回はやっとロボが出てくると思ってたら、エデの回想シーンのみだったか…。でも、ロボが出てくる背景は何となく分かった。(東方宇宙にある(?))帝国と地球が戦争やってて、ロボはそれに用いられる兵器なのね。そういえば、そのシーンにチラッと出てきた若き日のモルセールと思しき人物は、アルベールそっくり。アルベールから感情を奪ったらあんな感じかなぁ。
この回想シーンで、以前エデがモルセール将軍に対して激情に駆られた理由が分かった。しかし、そんな話を聞いた上で「家にいらしてください」というアルベールは、少々無神経すぎやしないだろうか。…まぁその空気の読めなさっぷりは、アルベールらしいと言えばアルベールらしいか。
しかし、この後のカヴァルカンティの毒舌ぷりは最高(笑)。表情が素晴らしい。メリハリのある顔の動きが、醜悪な表情を非常に上手く表していた。しかし、エデと伯爵の立場はいいとして、カヴァルカンティは一体どういう立場に置かれた人物なんだろうか…。
そうえいば、エデに「伯爵の事がお好きなんですね」と言われてアルベールが顔を赤らめるシーン。まぁヤオイっぽいと言えばその通りなんだけど、この作品の場合「好きしょ」等のようなボーイズラブ作品ほど鼻にはつかなかった。これは多分、以前アルベールが「伯爵のような人物になりたい」と宣言していたので、伯爵に対する憧憬の感情が表情に出たと解釈できるからだろうと思う。個人的には、この表現はヤオイっぽさよりもアルベールの幼さ、未熟さがよく感じられて良かったと思うな。

ところで、こういった古い作品における名前の表記が今ひとつ定まらない。儀礼的な間では名字+男爵・侯爵・子爵といった爵位、親しい間で呼び合うのは名前、単に名字の場合はその家で最も位の高い人物…かな?(もっとあれこれ複雑なんだろうけど、まぁ大体そんな感覚で大丈夫だろう、多分)。そこまでいいとして、こういった感想を書く場合はどちらで表記するべきなのか悩ましい。一応自分は、公式サイトのキャラクター紹介を基準にして、モンテ・クリスト伯爵を「伯爵」と変える、フェルナンを「モルセール」と変える程度(不定)にしている。このキャラクター紹介の中で、ヴィルフォール、ダングラールが名字なのに対し、フェルナンが名前表記になっているのは、主人公との混同を避けるためだろうか。
アニメでは、同じキャラクターでも場合によっては名字で呼ばれていたり名前で呼ばれていたりすることもある。分かりやすいところで言えば、カヴァルカンティ。今回、「カヴァルカンティ侯」と呼ぶユージュニーに対して「どうかアンドレアと」と言っていた。これはつまり、親しい間柄と「なったこと」を示すための台詞ととらえる事ができる(余談1、公式サイトのキャラクター紹介が始まった頃、「カヴァルカンティ」は「アンドレア」と表記されていたけど、多分これはただのミスだろう。余談2、今までキャラクター紹介ページから「カバルカンティ」と書いてきたけど、詳細な紹介では「カヴァルカンティ」と表記されているし、エンディングのスタッフロールも「カヴァルカンティ」なので、今後は「カヴァルカンティ」の方向で)。
名前と名字を正しく把握した上で、呼び方にどういった意図が込められているのかを考えるのも、また面白いかも。

モルセールとダングラールの関係の断絶(それぞれ戦争の敗退、株取引での失敗によって崩壊する気配)、ヴィルフォールの崩壊で3人の関係が完全に崩れたり、アルベールがヴィルフォールから伯爵を庇ったりと、今後も全く目の離せない展開が続きそう。
本当はもっと色々書きたい事があったけど、まぁ長くなりすぎるのでこの辺で。こんだけあれこれ感想書きたくなる面白さを備えた作品も珍しい。ハッキリ言ってDVDが物凄く欲しいけど、高すぎです…。

追記

ヴァルカンティ表情集

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いやもう、これ見てたらカヴァルカンティが段々好きになってきたよ(笑)。


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