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巌窟王

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テレビ朝日 10/5(火) 26:12~26:42

原作の「巌窟王(モンテ・クリスト伯)」は、(全体が簡略化された本を)既読。原作は、主人公の航海士、エドモン・ダンテスを快く思わない人間たちの陰謀によって、ダンテスは孤島の監獄に幽閉される。そこでダンテスは一人の司祭と出会い、彼から財宝の在り処を知る。監獄から脱出し、財宝を入手したダンテスは、モンテ・クリスト伯と名前を変えて、自分を陥れた人間に復讐を始める…といった話…だったと思う。
この作品は、そのダンテスことモンテ・クリスト伯(以下伯爵)が主人公ではなく、復讐される側の人間が主人公となっている点がちょっと面白い。今回は、伯爵に憧れる主人公アルベールが、実は伯爵の復讐の対象(アルベールの父は伯爵を陥れた人間の一人、母が伯爵の元婚約者)で、公開処刑を前に伯爵がアルベールを陥れる話(かな?)。
伯爵がアルベールに恩赦与える死刑囚を決めるゲームを持ちかけてから、それに主人公が苦悩し、悩む過程が非常に面白かった。伯爵の目的からして、主人公を失意の底に落とすために残り2枚のカードにも同じ名前が書かれていたと思うのだけど、特にその描写が無かったところがちょっと気になる。終盤の展開は、その前と全然話の繋がりが無いように見えるけど、登場した女と伯爵に、何か関連があるということなのかなぁ。
この作品、非常に独特なテクスチャと、禍々しいと形容しても差し支えないほどの派手な色使いの作品だけに、見ていて目が痛くなってくるのが難点か…。せめて服装ぐらい普通の色使いにしてほしいところだ。
今のところ大変面白そうで、割と満足している。不安があるとすれば、制作がGONZOということ。結局ストーリーの流れやキャラクター描写が穴だらけで終わった「LAST EXILE」も、序盤は神のような面白さだった。全体的に全く面白くなかった「爆裂天使」でも、1回目はそれなりに楽しかった。そのGONZOの駄目な点が今回も発動されてしまうのか、非常に気になるところ。

そういえば、以前日本ファルコムがローカライズした韓国のゲーム、「西風の狂詩曲」も、同じく「モンテ・クリスト伯」を題材にした作品だったなぁ。PC版以外に、最近PS2版が発売さたはず。こちらは、モンテ・クリスト伯をモデルにしたキャラクター、シラノ・バーンスタインが主人公だけど。
ちなみにこのゲーム、操作性の悪さと戦闘の煩わしさと最後のトンデモ展開のせいで、あまり面白く感じなかった。個人的には、あまりお勧めしない。


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