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2004-07-29

2004/7/29 (木)

アメリカでの日本アニメ市場規模

ULTIMO SPALPEENさんのところの7月29日の日記で、前述の記事と関連してアメリカでの日本アニメの市場について触れられています。

紹介されている「米国アニメ市場の実態と展望」によると、2002年度のアメリカ国内にお
ける日本アニメ市場規模は、推定で43億5911万ドル(5231億円)。日本における市場規模が2兆円となっているので、日本の約25%の市場規模があるそうで。
さすがに66ページもある資料をすぐに目を通せるわけもないので、冒頭と該当箇所にざっと目を通したけど、確かにそう書いてある。そこまで大きな規模の市場にまで成長していたとは知らなかった…。なるほど海外市場を視野に入れた作品が増えるわけだ。

少し読んだ中で気になったのはこの一文

米国で最も高い興行収入を獲得した日本のアニメ映画は、1999年に公開された「ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」です。グロスで8574万ドル(102億8880万円)、公開劇場数3043館でした。これは「スターウォーズ」や「スパイダーマン」に匹敵する堂々の全米公開です。

今でこういった具体的な数値をあまり知らなかったので、ポケモンの力を改めて思い知らされた。市場がポケモンに続けと息巻くのもうなずける。

あと、気になったのは

日本製アニメの米国市場には2種類のお客さんがいます。6歳から11歳の男の子を中心とするこどもたち(こども市場)と18歳から34歳の男性を中心とするアニメファンのひとたち(アニメファン市場)です。この二つの市場には異なるビジネス展開が必要です。

という一文。多くの場合、子供向けだろうと大人向けだろうと「日本アニメ」で一括りにされてしまい勝ちだけど、ビジネス的には別物として考えられているのだな、と。一括りにした視点で語られた記事しか読んだこと無いので、個人的にはこの点が少し新鮮だった。しかし、その後に書かれている「ホームビデオ」の項で「大人向けのタイトルは、見る人の数は増えていないが発売タイトルが増えたので一人が年間に購入する量が増えている。そのため、すでに天井が見えてきた。」といった事が書かれていることを考えると、市場が渇望しているのは前者、つまり「第2のポケモン」ということなんだろうか。
この文章ではその後に「今こそそれを突き破る市場拡大戦略が必要」(AD-Vision 社関係者の話)なのです」と続けているけど、日本の市場では大人向け作品が「確実にソフトを購入する優良な少数の顧客」をターゲットに据えている現状を見るに、それは難しいのではないかなぁ、と思った。

もう少し色々書きたいけど、とりあえずこの資料にもう少し目を通さないことには何とも言えないのでこの辺で。
かなり面白い資料だと感じたので、あとでじっくり読んでみよう。

23:54

米バンダイ、海賊版の氾濫に訴訟で対抗

米国内にある日本のアニメ関連製品のうち、実に3分の1が偽造品の可能性があそうで。

記事を読む限り、海賊版を持ってる人でも正規品と思い込んでいる場合があるそうな。特にアニメに接して間もない人の一部が被害に遭いやすいとか。そんなに分からない物なのか…。
しかし、米国で日本アニメに人気が出てきているとは聞いていたけど、被害額が3億ドルにもなるほどの市場だったとは思わなかった。そこまでの需要があるのか…。
自分はもっとこう、同人的な雰囲気で一部のファンが盛り上がっているのかと思ってた。

01:15


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