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2004-05-11

2004/5/11 (火)

英語でしゃべらナイト

昨日放送してた番組で、「日本がカッコいい!?」というテーマでアニメなどが取り上げられていた。

内容自体は、まぁよくあるような日本の文化が海外で人気を呼んでいるとか、そういった話。ただ、ひとつ面白かったのは、十二国記の翻訳作業のところで、英語で表現しきれない日本語を英訳するのに苦心しているところ(あんまり番組の主旨とは関係ないような気もするけど(笑))。英語の表現の幅が狭いのか、日本語の表現の幅が広いのか…。こういった点から見える文化的な違いは、結構面白いと思う。しかし、あんな日本語でも小難しい話を英訳するって、相当に大変だろうな…。

ところでこの番組、ただの英会話番組だと思ってたら意外や意外、結構面白い。ただ単に教えるための英会話という感じではなく、普通のトークバラエティ的な作りになっていて、途中途中で番組のテーマに則した英会話を持ち出してくるといった感じで、「教える」というよりは「楽しむ」ことに主眼を置いた番組になっていると感じた。
来週まで覚えてたらまた見てみようか。

21:51

マイケル・ムーアの新作映画、北米で配給禁止へ

マイケル・ムーア氏の新作映画「華氏9・11」が配給元の親会社のディズニーからの圧力で、北米での配給が禁止になったという記事。

うーむ、個人的には非常にリアルタイムな話題だったので取り上げてみる。というのも自分は今、同作者のアホでマヌケなアメリカ白人を読んでいる真っ最中で、次におい、ブッシュ、世界を返せ!を読むつもりでいたので。実際の所、あまり読み進んでないけど…。
実は自分はあまりムーア氏について知らなかったのだけど、ブッシュ批判の急先鋒とも言える人で、昨年のアカデミー賞で「ブッシュよ、恥を知れ!」と発言したのもこの人なのね…。さすがにここまで著者の事を知らずに本を読んでたのは、自分でもいかがなものかと思った。

それはさておきこの記事、1年も前から配給しないとの意向が伝えられているにもかかわらず、ディズニーは映画に資金を提供し続け、そして今頃になって配給しないと「決定」されたというのも奇妙な話。一体ディズニーにどのような思惑が働いたんだろうか…。
その配給しない理由が

5日付ニューヨーク・タイムズ紙はムーア氏の代理人の話として、ブッシュ氏の弟が知事を務めるフロリダ州で、ディズニーがテーマパークの税金優遇措置を受けており、配給禁止は映画への反発から優遇措置が損なわれることを懸念したためと報じている。

という、事実であれば何とも腐った話。政治を自分の利益確保の道具として扱うことにかけては、ずいぶんと熱心なご様子で。
ただ、そのような事情があるのであれば、そもそも制作資金を提供していた事がおかしな話なわけで、この記事をどう判断していいものか、今ひとつ分からない。

ちなみに、町山智浩アメリカ日記さんによると、日本でも配給される模様。

Slashdot Japan
07:39

Winny開発者 47氏逮捕

リンク先は、Copy 2ch Wiki。まとまったリンク先に関してはここが一番手っ取り早いと思うので。

容疑は、著作権侵害幇助。うーん…、それが成り立ってしまうのか…。自分としては、著作権侵害幇助という法的な疑問、P2P技術の芽を少なからず潰してしまうという技術的展望の阻害、著作物の宣伝媒体や流通としての将来性などを考えると、その逮捕が社会的に貢献する物とも、文化的発展に寄与するともあまり思えず、やはりその強引さに疑問を感じてしまう。
法律が現状に追いついてないと言われているけど、それならばその法律を追い越してしまった人々はどうすればいい?それを現状の法律で頭から押さえつけ、大きな流れを阻害する大岩を投げ込むかのような行為が、果たして正しい行為であるのか。自分には、阻害された流れが堰を切って溢れ出し、取り返しの付かない事態になるのではないかと思える。
今回の事件は、技術・文化など社会の流れにおけるの法の在り方について、大いに考えさせられる機会であるように思う。また、P2Pの技術の一端が違法とされたことは、世界的にも大きな意味を持つことであり、その辺りの事情も注目したい。

しかし、もっと下世話な観点から言わせてもらうと、京都府警って以前捜査報告書などがWinnyから流出したことがあり、その私怨を公憤にすり替えているんじゃないかという気がしてならない。

余談だけど、毎日新聞のこの記事、「開発者が逮捕されたことにより今後、暗号化された違法ファイルのやり取りが解読されることが考えられ~」というのは、ソースがその前にとっくに引き渡されてるのだから間違ってる。今のユーザーは、それを知った上で逮捕される確率が低いと踏んでいる人が少なくないだろうし、以前逮捕された「ユーザー」よりも距離のある「製作者」が逮捕されて、どれだけの影響があるのかは気になるところ。ただ、結果としてユーザーにWinnyで著作物を流通させることの違法性を知らしめた結果となったことで(それも京都府警の狙いだろうし)、少なくない影響があるのは確かだろう。
ソースが引き渡されたのは半年も前の話だけど、その後今回の事件に至るまで一向に動きが見られないのはどうしたことか。というか、その時に 「われわれはWinnyの仕組みをきちんと解き明かしたことによって逮捕したのであって、偶然容疑者を見つけたとか、そういうことではない」 と発言しているのだから、既に何かしらの行動を起こしていても良さそうなものだけど。
この辺の事情もまた、京都府警に不信感を抱く原因となっている。

参考:
Slashdot Japan
音楽配信メモ
圏外からのひとこと(2004-05-10)
とりあえず、巡回先で目に留まった物を

01:01


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